現在、個人エントリーを募集中ですが、個人参加費設定に至った経緯をご説明させていただきます。お金の話題ですのでデリケートな内容になりますが、皆様にご理解いただき、気持ちよく大会にエントリーしていただきたいと考えております。毎年多くのお問い合わせ、御意見をいただいている項目ですが、ここで大会事務局としての見解を述べさせていただきます。
1)チーム参加費と個人参加費を分けた点について
以前はチーム参加費のみ一律のチャージでしたが、参加者数が少ないチームにおいて、1人当たりの費用が高くなっていた点を是正することを目的としております。昨年の愛知大会の方針を継承いたしました。
2) 個人エントリーをお願いする点について
日本医師バスケットボール大会の規模は年を追って拡大を続けており、従来のチーム単位での参加登録方法では実際の参加人数が把握できず、予算編成に支障をきたしておりました。大会計画段階では懇親会参加人数の予測も困難であり、開催直前まで懇親会参加者数が把握できないことから、特に懇親会の計画・運営に支障をきたしておりました。本年度以降も安定して本大会が開催されるためには、大会参加者数、懇親会への参加者数、大会参加者の懇親会参加率の把握が必要と考え、個人エントリーをお願いいたしました。
3)個人参加費の金額設定における経緯
日本医師バスケットボール大会は、従来よりバスケットボールを通じた交流を目的として試合・懇親会一体で開催されてきました。懇親会は、本大会に必須の要素と考えております。
しかし、上記のとおり懇親会参加者数が開催直前まで把握できないことも相まって、選手1人あたり1万円程度に設定されておりました近年の懇親会参加費では、計画段階における主催者の経済的リスクが大きくなりすぎておりました。実際、主管チームによる赤字補填を要するような状況が頻発していたようで、従来の参加費体系のままでは大会そのものの存続が危ぶまれる状況と考えられました。
昨年は個人参加費と懇親会参加費を合算して一律固定額で徴収させていただいておりましたが、ご都合により懇親会に参加いただけない方より多数のご意見をいただきましたので、今年は折衷案として懇親会費をオプションとさせていただくことに致しました。しかしながら、主催者としましては、ぜひ皆様に懇親会にご参加いただき交流を持っていただきたいと考えております。
また、大会全体の予算を試算し、事務局で項目ごとに吟味しましたところ、試合参加費:15,000円、懇親会費:3,000円、システム利用料:500円の価格設定が赤字を回避するためのボーダーラインであるという結論に至りました。形式上、懇親会費は3,000円のオプションとなっておりますが、実際は総予算の半分近くを懇親会費が占めていることもあり、どうしても懇親会不参加の方にも一部費用を御負担いただく必要がございます。先に述べました通り、試合と懇親会は本来一体で開催されるべきで、参加者の皆様に大会運営全体の経費を分担していただくものであり、個々に提供されるサービスへの対価ではないとの考えに立ちつつも、懇親会参加/不参加による参加費の差別化の要望を受け、今大会は上記金額に設定させていただきました。
そもそも参加費が高額すぎるのではないかというご指摘を例年多数いただきますが、大会の規模拡大に伴い、予算額も相応に大きくなってきていることを、どうかご理解いただければ幸いです。
また、コメディカルの方々の負担額軽減のご要望があることも承知しておりますが、前述の理由により、大会事務局としては軽減措置を施す経済的余裕がございません。何卒ご了承下さい。